【企画展展示更新】見どころのご紹介


【企画展展示更新】見どころ紹介

入船山記念館では、62年に及ぶ海軍と呉市の関係性について紹介する企画展「鎮守府と呉 -地域と海軍-」を好評につき会期を延長して開催中です。
2024年6月24日には展示資料を更新し、一度ご覧いただいた方にもお楽しみいただける内容となっております。

 

【更新の見どころご紹介】

・昭和14(1939)年2月 県下学童参拝記念 模型「陸奥」
昭和14年1月31日から2月4日にかけて,呉市を代表して選考された7名の模範学童が皇居,明治神宮,靖国神社,伊勢神宮を参拝しました。この「陸奥」模型はその記念に,模範学童代表の港町小学校生から同小学校に贈呈されたものです。模型には,「呉市元町 土屋製作所製」の銘板があります。展示室入り口右側にある地図から,「土屋模型店」を探してみてください。

 

・軍需部屋上にあったサイレン
呉工廠軍需部屋上にあった空襲警報用のサイレン。戦後は、両城自治会の町内放送用として使用されていました。

 

・空襲で焼けた硬貨
戦争が激化すると、軍港であった呉は、昭和20(1945)年3月19日以降、たびたび空襲を受けました。この硬貨は,空襲による火災で焼かれた硬貨です。硬貨が溶けて、複数枚くっついたものもあります。被害のほどがうかがえます。

 

【主な展示資料】(2024年6月24日展示変更)
・岸雪江「宮原村塔の丘山の図」
・小林月峰「二河瀧図」
・扇面 雪汀「呉浦風景」
・呉海軍工廠の襟章・徽章
・呉工廠で使用していた文鎮
・双眼鏡(呉工廠製)
・呉海軍下士官兵集会所の掛時計
・軍需部屋上にあったサイレン

期間: 2023年9月6日(水)~2024年12月28日(土)
場所: 入船山記念館(歴史民俗資料館)
観覧料: 一般250円・高校生150円・小中学生100円
主催: 入船山記念館