第42回塔時計旋律オープニングコンサートを開催しました


本日、6月10日より塔時計の新たなメロディーとして流れる10曲を生演奏で披露する
第42回塔時計旋律オープニングコンサートを開催しました。

塔時計のメロディーは毎年市内の小中学生から募集しているもので、
優秀賞を受賞した作品を6月10日「時の記念日」から1年間お楽しみいただけます。
演奏は呉市音楽協会会員によるピアノ、バイオリン、シターで演奏された他
優秀賞を受賞した児童によるピアノ演奏も披露されました。

塔時計のメロディーは1日4回(9時・12時・15時・17時)に1曲ずつ流れます。
入船山記念館にお越しの際は、是非耳を傾けてください♪

■旧呉海軍工廠塔時計
1921(大正10)年6月、旧呉海軍工廠造機部屋上に設置され、終戦まで、呉工廠とともにその歴史の時を刻んできました。
高さ約10mで、本体は一辺2.4mの立方体、四方には1.5mの文字板があり、電動親子式衝動時計としては、国産で最も古いもののひとつです。
1981(昭和56)年呉市有形文化財に指定されています。
また、1日4回流れるメロディーは、毎年呉市内の小中学生が作曲したものです。
入船山記念館の塔時計から、さわやかで親しみのある旋律を流すことで次世代を担う学生たちの豊かな音楽性を培い、
今後もこの塔時計が平和なときを刻み続けることを願っています。